聲援香港「反送中」運動,駐日代表謝長廷以「誰が犯罪者か、決めるのは誰だ 台湾から香港にエール(誰決定誰是罪犯?台灣聲援香港)」為題,投書日本《朝日新聞》。

謝長廷的投書刊登於19日的《朝日新聞電子報》,引文說明謝長廷對香港因「逃犯刑事案件的修正草案」引發的抗議活動,提出台灣的觀點。文中提到台灣歷經38年的戒嚴與威權統治,明白什麼是「政府暴力的力量」,強調台灣重視自由與民主,支持享有相同價值的香港。

謝長廷投書全文:

誰が犯罪者か、決めるのは誰だ 台湾から香港にエール

最近、香港の高度な自治を保障する「一国二制度」を揺るがすとして、「逃亡犯条例改正案」に反対する香港住民らによるデモが香港中心部の街頭を埋め尽くす規模に膨れ上がった。警察がデモ参加者らに催涙弾やゴム弾を発砲し、デモ隊の一部が立法会(議会)に突入するまでに発展し、国際社会はこの成り行きを心配しながら注視している。

とりわけ、台湾は我が身のことのように香港情勢を心配している。なぜなら今年1月、中華人民共和国(中国)の習近平(シーチンピン)国家主席が、武力行使の可能性を残したまま「一国二制度」で台湾を統一する方針を迫ってきたからだ。

中華人民共和国が1949年に成立した際、1912年に成立した中華民国は台湾に移り、台湾が中華人民共和国に統治されたことは一度もない。

蔡英文(ツァイインウェン)総統は、「決して『一国二制度』を受け入れない。台湾の民意も圧倒的多数が強く反対しており、これは『台湾コンセンサス』だ」と強調している。

38年間にわたる戒厳令と強権統治の時代を経て、1990年代に民主化を成し遂げた台湾には、民主主義の後退がどのようなものであるかがよく分かる。「逃亡犯条例改正案」は犯罪者を対象にしたものだから、普通に暮らしていたら関係ないと考える人もいるだろう。だが、問題は誰が犯罪者の定義を決めるのかという点だ。

戒厳令下にあった1987年の台湾で、国家安全法制定に反対する大規模な抗議デモが行われた際、デモの最前線にいた私は、検察に根拠不明の「侮辱罪」で起訴されたこともある。

人権問題では、人権を弾圧しようとする政府に対して、国際社会の関心こそが政府の暴力を止める力になる。自由と民主主義を重視する台湾は、同じ価値を共有する香港の人々を応援する。

謝長廷投書譯文:

誰決定誰是罪犯?台灣聲援香港

最近,反對修改「逃犯條例」的香港居民發起示威活動,動搖「保障香港高度自治」的「一國兩制」,參加群眾佔據香港市中心街頭,香港警察向示威群眾發射催淚彈與橡膠子彈,部分示威群眾衝入立法會(國會),國際社會對香港局勢高度關切與注目。

最重要的是,台灣關心香港局勢的發展。因為今年一月中國國家主席習近平堅持不放棄「武力」,逼迫台灣接受「一國兩制」的統一政策。

中華人民共和國成立於1949年,1912年成立的中華民國移居台灣,台灣從未被中華人民共和國統治。

蔡英文總統強調,「我們不會接受『一國兩制』。台灣絕大多數人強烈反對,這是『台灣共識』」。

台灣曾有38年的戒嚴與威權統治,在20世紀90年代實現了民主化,了解「民主衰退」是什麼樣的景象。香港「逃犯條例」的修改,雖然是針對罪犯,有些人可能會認為不影響正常生活而並不關心。但問題是誰決定罪犯的定義。

1987年仍處於戒嚴時期,我在反對國家安全法的抗議示威,被檢察官以理由不明的「侮辱罪」起訴。

關於人權問題,國際社會重視的焦點是有權阻止政府對試圖壓制人權的暴力行為。台灣重視自由和民主,支持具有相同價值的香港人。